腹圧性尿失禁
咳やくしゃみをした時や、急に立ち上がった時など不意に腹圧がかかった場合に漏れるタイプの失禁です。骨盤の底で膀胱や子宮、直腸を支えている筋肉(骨盤底筋)が出産、加齢、肥満などで緩んでしまい、収縮する力が弱くなることで尿が漏れてしまいます。骨盤臓器脱(膀胱、子宮、直腸などが膣内に落ち込んでしまう)を合併していることがあります。
腹圧性尿失禁の検査
鎖使用尿道膀胱造影により膀胱底の下降、後尿道膀胱角の開大によりその程度を判断します。
腹圧性尿失禁の治療法
手術療法・薬物療法・骨盤底筋体操があります。骨盤底筋体操とは、いろんな体位で肛門と膣を締めたり緩めたりすることを繰り返し行う体操です。